たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

ワークショップを創造するときに起こること、すること

明日から清里で、ワークショップフォーラムgに行ってきます。
テーマは人間。
【ワークショップの技法についてではなく、その場にいる「人間」をどんな存在としてみているかということ。ワークショップに関わる人々が、互いの人間観・人間理解を持ち寄り、学びあい、吟味する3日間をひらきます。】
と、ある。
定員が70名で、定員を超える応募者に対し、抽選が行われ、ありがたくも、抽選に通ったというわけ。

前日の晩に、ゲストへのインタビューをいろいろ読んで、やっと気持ちを向ける。

帰ったら、即座にわーぷしょっくがお待ちですので、ひとつひとつその場に居よう。

コトハハのこともなるべく明日の始まりまでに、自分の中で分かっていることを書きとめておくようにしよう。

ワークショップをしよう!という時点で、私はちょっとした興奮状態に陥る。次から次へとアイディアが出てきて、その全てができるはずがないのに、なんか出来る気がしてしまうので、かなり気をつけないといけない。覚醒状態で、夜ならば寝付けない。昼ならば汗をかいて胸がどきどきする。

今、いくつかのワークショップを企画している。
コトハハは済んだところだけど、まだ継続している感じ。
次はわーぷしょっく。
それからエピゾ・バングーラのアフリカンダンスとドラムのワークショップ。
デンマークからGarbaを招いてのCrossing Bordersのワークショップ
金沢から小紺さんを招いての甘酒遊びのワークショップ
これに加えて、梅仕事のワークショップをしたいと内心思っている。
そして、12月にはデンマークでのツアーを企画している。

この全てに打合せが必要で、その全てで自分の意見と相手の意見を合わせ、その間から何か別のきらきらしたものが生まれるのを見、またその全てで講師や会場や参加者との調整作業がある。
そして、人はお腹が減り、眠くなり、おやつとおさけがあるとよく、十分にいろいろなことを得て、またもやもやしたままで持ち帰ることもまた必要な生き物なので、いろいろと配慮も要る。

それに関わる中で、反省することがたくさんあったり、新しく気付くこともあったりする。

ワークショップで、20人分のごはんを作ったりすると、必ずと言っていいほど、ごはんやさんをしているの?とか、どこで習ったの?と聞かれる。
何を作るか考えていない。ことに驚かれたり、一升ごはんを炊いたことがない。と驚かれたりするけれど、
なんのなんの、
学生時代の環境サークルでの飲み会で、おいしい焼酎と瓶ビールとMYカップとMY箸持参の、無農薬野菜を使った自前の飲み会が主流だったこと以外に思い当たることはありません。
5人分の料理が作れれば、20人分もできます。
20人分ができれば、60人分はできます。

ごはんで驚かれるように、何かを企画することででも驚かれることがある。
誰にだってできることなのに、チャンスを持たないせいで、自分の世界の外側に位置づけているだけで、特別なことではないと思う。

今、思えば、自分がこれまでに企画したことを、その辺の裏紙に書いて、捨てるのではなく、一冊のノートに書き留めるようにしていれば、もっと財産のようなものになったのかもしれないな。と、最近は思う。