失うもの、取り戻すもの、得るもの

仕事は、満足にでき、同僚との関係も良い形で築くことができ、
よかったんだけど、

ふと気付けば、スケジュール帳を開くこともなく
（やることは、仕事。以上。って感じで、全てをうっちゃってた）
予定していたことは、自動的にキャンセル！になっていた。

友達の結婚式があった。
行けないことは伝えてあったけど、電報は打ちたかった。
気付いたら式も終わるころだった。
それ、ないよ。
悲しいよ。

今年、また、一緒にいろんなことする予定なのに。
ひどいな、はるか。

宮崎から修学旅行で来る中学生と、2ヶ月も前から
面会の約束してた。
先生や両親には、骨を折ってもらったのに、
当日思い出した。
そして、どうやっても行ける状況になかった。
仕事でいけません。ごめんよ。中学生になった○○に会えるチャンスは今回きりかもしれなかったのに。のファックスした。
ひどい大人だと思った。

えらい目にあってた彼については、彼ママに全てを任せた。
（やれやれ無事帰国です。）

年がら年中、こんな風に仕事で忙しい人間だったら、
友達や大切なもの失うだろうと思った。
10日ほどだから乗り切れたし、どこか楽しんでたけど、
それでも、後ろめたい気持ちはある。
結婚のお祝いは、別に贈ろう。
宮崎へは、この一年の間に行こう。

バランスよく生きたいものです。

昨日は、久しぶりの休日で、だらだらと過ごし、
夜には、アイリッシュのライブ「ＭＩＮＥ」に友達と行って、
気持ちよく踊れました。
だんだん凝りがほぐれていくのがわかるんだ。
首と肩がほぐれてよかった。
鍼灸師のバンドだからね。凝りほぐしてくれるんかもよ。
ありがとさん。

それで、その勢いで、木屋町で腰の凝りをほぐせないかと
クラブを覗いたが、以前と違ってて、なんかひっこんじゃった。
代わりにおうちで、ゴロゴロした。
晴れた日曜日は、洗濯をたくさんして、ＭＩＮＥのＣＤを爆音でかけて、自分の部屋で踊り続けた。

広い部屋っていいもんだ。


失っても、大事なものだけは取り戻せたらいいのかな。
避けたいけどね。


事実、得るものがあったわけだ。
今回の仕事を通して、はるかという人間の中に何が詰まっているのか
かなり見えた。
こんな形で、自分を見ることになると思っていなかったけど。
仕事をした。対価をもらう。
ではない、
はるかと同僚の間から仕事の成果が生まれて、
自分自身からも別の何かが生まれた感じ。

自分自身を「見た」感じ。

失ったもののうち、大切なものだけは、取り戻しましょう。
あとは、いいよ。きっといらないものだ。
得たものは離さず、つかんでおきましょう。
言葉にできるうちに、言葉にせねばね。