たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

女子の妄想

4日間、移住を考えている友人が来ていました。

息子の鼻血が止まらない、娘の下痢が続く。
元気だけがとりえの息子(←えぇ本当に!)が肺炎になる。
気のせいだと言われたら、そうかもしれない。と、
数か月もの間、自分に言い聞かせ、
つながりを断つわけにはいかない。
友人や親せきの不安をあおるだけだ。
今でも、移住を考えるのは、つらくてたまらない。

けれど、息子の身体は、家族全員を揺さぶります。

とりあえず、少しでも距離を取ること、
のびのびと遊べること は、彼の身体にとってよかろうと、
京都の我が家にやってきました。

彼(8つ)は、私と別れた彼が、一緒に住んでいないことが理解しがたく、
○○くんは? ○○くんちに行きたい。
と言い続け、
寝て起きても、同じこと言い、
ついに連れて行ってもらったら、
ラーメンを食わしてもらったらしい。
翌朝、起きぬけに、今日は○○くんバイトないってさ!などと言い、
その後も○○くんちに行きたい。と言い続けた。
あー離婚した夫婦の疑似体験みたいなものをしているなぁ。と思いました。

それはそうと、彼に遊ぶ友達がいるだろうと、彼と同じ年で、私の知る中では、ぬきんでてやんちゃで、めちゃくちゃやっかいな、サルとイヌとヒョウが一緒になった様な男の子を紹介した。二人ともサッカーが大の大の大好き♪

最初は、お互い様子を見合いながら、オマエさ~などと言い合っていたが(彼のうちの芋掘りをさせてもらった。その間、かーさん同士は、京都での子育てに関しての情報交換。息子らは芋掘りをする。この時はまだ、関東から来た息子は顔が緊張してる。私は京都の娘の方(5つ)とガールズトーク)、深泥ヶ池公園でサッカーが始まると、転げ回り、絡み合い・・・
そして、いつのころからか、互いの名前で呼び合う。

二人の身体能力はとても高くて、同学年の子では、普段追いついてもらえないほどだけど、この二人はおよそ均衡しているので、見ていてもおもしろい。

私と5つの彼女は、ジャングルジムの上でおしゃべり。

子どもらは、本当に子犬のじゃれあいか何かのようだった。


その後で、もうひと家族をうちに呼び、みんなで掘りたての芋で天ぷら。
4年前に関東から移住してきた家族だから、参考になる情報提供もしてもらえるかな?と思ってのこと。

まずは、どろだらけの男子チームがお風呂に入る。

ドロドロのきったない風呂ができた。

次に女子チームが入る。
女子チームの妄想はスゴイ。

男子は、確かに一度うちのベランダに出て、のぞけるはずのない窓の下でふざけた。
しかし、それだけで(おもしろくなかったので)、彼らはおとなしく部屋に入り、女子のおはじきを、彼らなりの遊び方で楽しんでいた。

ところが、女子の妄想は、この1回の引き金に始まる。
まず、自分らでドアをたたく。
そして、それがあたかも、男子がたたいたかのような想定をして、
キャー!と叫ぶ。
キャーキャー言って、
「はるか~!!!」と呼びつける。

7つ女子「あのな、男子に言うてほしいねん! そんなことしないでほしいねん。困るし!迷惑やねん!」

はるか「いや、男子何もしてないし。」

7つ女子「でも、言うておいてほしいねん。困んねん!」

再び。

どんどん と(明らかに自分らでたたく)
きゃーーーー!
はるかーーーーー!

7つ女子「ホンマに困んねん!」
5つ女子、4つ女子「困んねん!」

はるか「いやいや、やつらなにもしてないよ。だって静かに遊んでる。」

7つ女子「でもな、はるか、さっき、あたしがお願いしたこと言うてくれたん?」

はるか「いや。だってやってないんだもん。」

7つ女子「ちゃうねん。言うてくれな、あかんねん!」

はるか「・・・わ・かり・ま・・・した。」


女子の妄想とは、こんなもんである。
男子のみなさんには、悪いけど、女子はファンタジーの世界で生きている。
時には、自作自演でも、すっげぇ楽しいんだな。
はるかも見習おう。

幼いころは突拍子もない妄想が可能であったのに、
いつのころからか、現実で起きること、起きる可能性のあることに
しぼられていき、つまらない妄想を繰り返すようになる。
いつも、同じ様な、世界の広がりがないような。

妄想の世界が未だ広がりを持っている(大人になった)友人たちを見ると、
少しうらやましい。