たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

帰りたいところ

年末、実家に帰るのが楽しみなの。
こんな気持ちになったことはあったかな?


この1年は、たぶん人生で一番泣いた1年になった。
泣いて泣いて、全身が水でできている実感を得た。

悲しくて泣いた。
悔しくて泣いた。
つらくて泣いた。
信じられなくて泣いた。
現実が現実であることに泣いた。
失って泣いた。
なんて言っていいかわからなくて泣いた。
あまりのつらい話に泣いた。
泣くしかなくて泣いた。
戻らないことに泣いた。
光景に泣いた。
考えて泣いた。
考えずに泣いた。
生きてることに泣いた。
死んだ人から引き継いだものに触れて泣いた。

あたたかいメッセージに泣いた。
モノを見て泣いた。
そこに確かにあるにおいに泣いた。
がんばりすぎて泣いた。
がんばった後に泣いた。
ハグしてもらって泣いた。
泣くまで泣いた。
がんばらない自分に嫌気をさして泣いた。
人のあたたかさに触れて泣いた。
自分のあたたかさを知って泣いた。
帰りたいところへの思いに触れて泣いた。
帰りたいところがわからない不安に泣いた。
もらった電話に泣いた。
声にならずに泣いた。
構わず泣いた。
アホほど泣いた。

泣きすぎた後には、必ず誰かが水を与えてくれた。
私たちは水でできていて、私たちの住む星は水でできている。
私が八方美人であっても、大地とお空からは、ただのわたし。

泣き続けることは、ありのままで居続けることを許してくれる。
自分ばかりじゃなくて、皆がありのままで居て、安心できればいいと祈る。
来年は、そんな年がいい。
良く泣くこともして、穏やかな気持ちもまた大事にしたい。

お世話になった方へのお礼とか、人の健康を祈る気持ちとか、
これまでのは、ただのあいさつだったのか?って思うほど、
今年の私のみなさんへの感謝や祈りは、真なのです。
私の中で大きく何かが変わっています。
ありがたいの。
ありがとう。