たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

25th バースデイ

25の誕生日は、朝起きたら、廊下にいろいろぶるさがっていた。
 
 ゆっくり瞑想をしていると、25年間の誕生日やらその歳の思い出やらが次々と出てきた。

 そして2回目の25は、ただ息をした。なんて長い時間生きてきているんだろう!って感激したよ。



ただ、この日はるかは朝から長浜で会議があって、ゆっくり瞑想しているわけにはいかなかった。しかも雨。
 それで、大慌てでいえを出て、チャリで行くか、バスで行くかを迷い、バスに乗ったら、それが出町柳経由で道が超混んでて、いよいよ間に合わなくなって、途中でタクシーに乗り換えたけど、それも間に合わなくなってきて、降りてから、ひっさしぶりに猛ダッシュした。

・・・ら、朝廊下にぶるさがってた、同居人サンシン弾きみつきちゃんからの手作りかんざしが、なぁぁぁい!! 石垣島のきれいな貝がついているヤツなのにぃぃぃぃ!!涙

 タクシーは個人タクシーだったから、不明だし。

 長浜から帰ってきて、タクシー降りたところまでの道をゆっくり歩いたけど、なかった。絶望感と悲壮感(大げさでなく)で、「なんではるかっていつもこうなのぉぉぉ???」と涙した。

そうして、振り返って会社に戻ろうとしたら、今来た道に、それがアル!!

 「あぁん。やっぱりはるか魔法使いだぁぁ!」と、小さいそれを抱きしめて、ちゅぱちゅぱキスして、もう絶対なくさない!と誓う。


 実は似た経験を20の誕生日にもしている。かぎがなくて入れなかったはるかは、帰ってきたしんちゃんを無視してた。で、下駄もらって、超うれしくって、ゴメンねとありがとう!で泣いた。
 喜び勇んでそれ履いて学校行ったら、家でて2分のところで、マウンテンバイクが45度の坂で転倒し、あいにく大事故にあうとこだった。下駄がはさまって助かった。けど、下駄が割れた。まっぷたつに。約2分の寿命。。。
 一時間目の授業は、ひたすら泣きつづけた。みんな「下駄がまもってくれたんだよ!」とか言ってたけど、「下駄なんか履いてあの45度の坂をマウンテンバイクで下るからだよ。」って思っていたに違いない。

 事情を話したら、下駄職人のおじいちゃんは、その鼻緒を使って、ただで作ってくれた。オススメ。長崎県口之津の桐下駄やさん。