たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

梅仕事を前に

昨年の梅仕事は、イベントと称して
講師を招いてやった。

ので

今までで一番おいしい梅干しと梅酒と梅シロップができた。

特に、みりん100%の梅酒は絶品で、
うちに来る客が次々と飲んでいって困る。

まだ1年経ってないんだ。マテ!と言いたい。

3年熟成のみりんは、米麹で作った米焼酎からできてるらしい。
飲めるみりんだ。

料理でみりんを使わないくせに、梅酒ではたっぷりと惜しみなく
高級みりんを迷わず買う。

(千本今出川上るの山岡酒屋で買えます。
ちなみに、大成功した梅仕事の講師は山岡酒屋のおかみさん)

それで、うちのみりん梅酒を飲み干しそうな客たちを5人集め、
合計6本のみりんを注文した。

6升のみりんがうちに来るのは、この時期だけでしょう。


ベテランに教えてもらったことで、ありがたかったのは、

「本には書いてないんだけど、一番大切なことは、
使う道具も梅もすべて、水滴がついていないこと。
洗って拭くのではダメで、乾かさないといけない。
そして、梅は洗わず、拭くのがよいんです。」

こんなにおいしくできるなら、梅干し10キロくらい漬けるんだった。

毎年、教えてもらう側では恐縮です。
じゃんじゃん習得して、スピーカーにならねば!


梅仕事って至福のときよ。
いいにおいに包まれて。

毎年例外なく思って言うことだけど、
昔の人は、すごいよ。

同じ果実を、砂糖で漬けるのと、塩で漬けるのと、
両方トライするんだから。

それで、どっちも、そら美しいモンに化けるんだから。

そうやってさ、ひとつのことでも、180度違うように見えるもの(甘いとしょっぱい)を加えることは、大切なことだよな。って思うんよ。

なかなかできないんだけどね。

梅仕事の間は、そういうことを考える。


10キロの梅が届いたら、さぁ始めましょう。


10年前に漬けた梅酒は、20年ものの梅酒を造ろう!と言って、
共同生活をしたときに漬けた。
なんと、折り返し地点に来たんではないか!?
人に飲まれないように、守り切れば、案外楽勝で20年ものの梅酒は仕上がるんではないか?