たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

トコちゃん先生に怒られて気合い入る

今日は2回目のトコちゃん先生の施術の日。

トコ助産院 | 京都 トコ会館 

 

前回、私のもろもろの原因は、骨盤よりも首!ってことで、

首の体操をいろいろ教わりましたが、、

今回は、冒頭に「どこで産むの?」と聞かれて、「自宅です♪」って言ったら、

現代人の私が自宅で安全に産めるんか?ってことと

助産師さんの中には、産道(特に骨道)のことを分かっていない人が多いってこととで、「甘い!」とめちゃくちゃ怒られました。

先生のまっすぐな目が突き刺さる・・(笑 獲物を捕らえて放さないような。

道路工事のプロじゃない人が、工事中の道路の整備をしていても、そこを通るのはおっそろしいもんや!というような例え。

ともかく、京大病院時代に様々な悲惨なケースを見てきている先生からすると、自宅出産は恐ろしいとのこと。

20代だったら、私、泣いてたかも。二度とこんなとこ来るもんか!とか、

助産師って人に安心をもたらすもんちゃうの?こんなに不安を与えてどうするの?とか、怒っていたと思うんだけど。

この年になると、怒ってくれる人、周りにいないんで、おもしろいなー、ありがたいなーと思ってしまう。赤ちゃんのことマジで思ってくれてるんやなーとか。

 

で、施術の最中に、先生が「ここをこうすると」ってやる度に、なぎちゃんが「はいはい」と割と素直に応えてくれるもんだから、あと、私の身体も割と素直だったのも手伝ってか、施術の最後には「自分と赤ちゃんのいのちに責任をもちなさいよ。自分とこの子のいのちは自分で守るってくらいに覚悟しなさい!」と言われて終わった。

赤ちゃんの運動神経にとって一番良い胎位は、左耳をお母さんの背骨側に付くような頭位らしく、「お腹の中にいる間、左の三半規管が背骨側で過ごすと、ほら、こうやってボクシングでも空手でも」と言いながら、先生は身軽にボクシングや空手の格好をして見せてくれた。身軽過ぎたのと素早すぎてめちゃ驚いたわ。
んで、はじめ全然違う体勢だったなぎちゃんが、先生が私の背骨周辺とか頸椎周辺とか触っている間に、最後は言われた通りの胎位になった。驚!

 

最後に「覚悟しなさい」と言われて、ようやっと、私は今回の自分のお産に対して覚悟を持つ覚悟を持てた気がする。この部分、少し足りなかったかもと自覚した。

「歳くってからの妊娠は悪いこともないな」と。誰かや何かにただただ傾倒したり、誰かの一言で一喜一憂したりしない辺りを評価した日でもあった。