たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

食物アレルギーのその後 〜PM2.5と黄砂のアレルギー

保育園に入って、3週間が経った4月末の週末、

12ヶ月の息子を公園で遊ばせていた。

 

保育園ではすっごくたっぷり動いているから、ごはんもしっかり食べてるし、お昼寝もしっかりしている。

「週末もできるだけ、同じリズムで過ごしてあげてくださいね」と言われたし、

週末にうちらがダラダラ過ごすと、リズムが狂っちゃうよな、と、努めて午前中は外遊びに連れ出していた。

 

まだハイハイしかできない息子を公園に連れて行くと、そりゃ、ハイハイするので汚れる。

でも、土に触れていろんな菌と出会うのはよろしいことか、と、思っていた。

 

その日、さあ帰ろうかと、チャリに乗せた瞬間、両腕がみるみるうちに発疹まみれになり、私らの目の前で、かきむしった腕が血だらけになった。超ショック!!!

アレルギー反応だとすぐに分かったので、翌朝、月曜日の朝一で、またも鈴木診療所に電話、予約をとった。

 

私の中では、保育園で食べてる何かが食物アレルギーなんじゃないかと疑った。

それで、玄米スープが怪しいかも!?と、「玄米スープを少し持ち帰りたい」と担任の先生にメモを残した。

鈴木先生に診てもらうのに、現物を持って行くのが一番いいから。(Oリングテストで、現物と本人の身体がどう反応するか診てもらえる。)

あと、うちは冷凍母乳を持って行っていなかったので、鉄分補充のために、おやつの後に足しミルク(粉ミルク)をもらっていた。

母乳育児が軌道に乗るまで飲んでいたのと同じアイクレオ(遺伝子組み換えでない粉ミルクだから選んでいた)だったので、心配していなかったけど、念のため診てもらいたいと思った。アイクレオはもう家にはないし、アレルギーテストのために買うのもあれだから、「アイクレオもタッパーに少しください」って書いたメモを貼った。

 

帰り、もらえると思ってたけど、園長先生から「園で提供している食品を外に持ち出すことはOKしていないの」と断られた。

アレルギーのことを話すと「たくさんのアレルギーの子たちを見てきているけど、たっくんのは、たぶん食品が理由じゃないと思うよ。夏のプールが始まる頃には落ち着くと思うけどね。でも、お母さん心配だろうから、病院行っておいで。とにかく、食品の持ち出しだけはごめんな。」と言われた。

 

食品を外に持ち出せないことは、そりゃそうだよね。。と納得しつつ、何が原因か分からないし、とにかく鈴木先生に早く会いたかった。

 

ただ、なんとなく、週末がひどくなっている気がしていて、平日になると症状が和らいでいるような!?

 

ともあれ、雨ザーザーの朝、同居人にお願いして車で下鴨神社まで送ってもらった。

 

院内に入るまえに、コロナの抗体があるか診てもらう。今回、初めて抗体がない(なくなっている)ことがわかってちょっとショック。

半年くらいでなくなっちゃうと聞いて、驚いた。。ガーン。無敵感ゼロに舞い戻り。

 

鈴木先生は、「玄米スープやないか?」と私が言うので、玄米からみてくれたけど、どうもなく。

数ヶ月前まであった(その後、除去してすぐに克服した)食物アレルギーを中心に、ぜーんぶ、もっかい見てくれた。

結果、PM2.5と黄砂だった··。

「黄砂とか言うけど、年々含まれている物質が複雑になっていて、以前は平気だった人も最近はアレルギー反応が出る人が増えてきた」とのこと。

「雨で流れるので、公園だと脇の方の側溝近くに溜まりやすい」とも。

たすくは、どこまでも這いずり回っていたからな。。

 

「公園で這いずり回った後は、すぐに洗い流してやったらいい。外では長袖や靴下をはかせてやるのも良い」と言われた。

5月後半になったら、風向きが変わって、スッとよくなるはず」とも言われた。

保育園では、外遊びをしたり、ごはんの後は、必ずシャワーを浴びている。

日に何回も浴びさせてもらって、気持ちよく昼寝したり、遊んだりしてる。

週末、うちらが遊ばせている時にひどくなっていたわけだ··。

 

「じゅんちゃん(園長先生)、ごめんなさい!!きょうこちゃん(給食の先生)、ごめんなさい!!みのちゃん(担任)、ごめんなさい!!」と、

少しでも園を疑ったことに対して申しわけない気持ちに··。

 

病院出て、ベンチでおひるごはんを食べさせて、すぐに保育園に電話して、鈴木先生に言われたことを全部園長先生に言った。

じゅんちゃんは、「ええんやで。ええんやで、おかあさん。今回おかあさんがしたこと、順番、それでええんやで。心配が解消してよかったやんか。今後もそういう風にしたらいいんやで」って言ってくれた。私は、「うんうん。ごめんね。ありがとう。」「いつも、園で清潔にしてくれていてありがとう。」と言うのが精一杯だった。

 

この一件で、私は園への信頼がすごく増して、週4で通っていたのを週5にした。

じゅんちゃんが「あたしらを信頼してくれているなら、週5で預けてくれていいんやで。その方がたっくんも慣れるわ。早く迎えに来てくれる分には助かるし、お休みなんやったら早めに迎えに来てな」と言ってくれて、「うん、そうさせてもらうわ」となった。

 

それから、しばらくの間、公園で遊ぶ時は、靴下と長袖長ズボン、公園出る時に、水道で手足と顔を洗うようにした。

そしたら、全然気にならなくなって、あったかくなった頃には、アレルギーのことをすっかり忘れてるほどだった。じゅんちゃんの言った通り、プールの始まる頃には消えるアレルギーだった。

 

かくして、息子のアレルギー関連の騒動は一段落。

火の通りのあまい卵はまだあげていないけれど、それ以外は、意欲のままに~。

 

また、今後の人生で、不安があったら、すぐに鈴木診療所に駆け込むと思う。

こうやって、誰にお世話になったっらいいのか、分かっているのはすごく安心。

しかも、息子は診察費が200円。アメリカに住んでたらいくら払うことになっていたのだろうといつも思う。

ありがとう。社会保険制度の国。

 

息子がベッドから落ちた時は、健美サロンに駆け込んだ(笑

私がチャリでこけて亜脱臼になった時も。一発で治してもらえるってすごい。時間も労力も省エネ。1回分の治療費が多少割高でも、総合的に見たら全く高くないと思う。

 

保育園に慣れた頃、今度は親が成長しなくちゃいけないことがいくつもあった··。今度はこれを書こう。