たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

アレルギーのその後

息子が米アレルギーだと分かってショックを受けた年末から5週間後、

鈴木診療所を再診した。

私の血液検査の結果を聞くのと、息子の除去食の次の段階の指導を受けるため。

 

まず、息子の身長・体重測定で、驚きの結果!!

体重がこの1ヶ月で750gも増えている!1ヶ月で約1割増。

先生は「生後2〜3ヶ月の赤ちゃんの増え方してる!」って笑ってた。笑いながら「よくあることよ」とも。アレルギー物質を除去することで、栄養をまともに吸収できるんだそうな。

それまでアレルギー源への反応に使われていたエネルギーを身体を作ることに使えるって。。これまでゴメンよ、、って気持ち。

たしかに、アトピーの子とかって痩せ型が多いような気がする。

 

更に驚いたのが、たった1ヶ月程度の努力で、赤ちゃんはどんどん変化できるってこと。

大豆はOKになってるとのことで、また豆腐や納豆をバンバンあげられるようになった。

卵は相変わらずダメだけど、米もしっかり精米されたものをよく洗えば大丈夫とのこと。

米油はまだきついみたいなので避けることにし、引きつづきお米は、先祖代々うるち米系を選んでおこう。卵は与えないでもうしばらくがんばる。

次は3月に再診に来て、卵の具合を見てもらい、4月からの保育園に備えたい。

保育園は、診断書があれば除去食も対応してもらえる。ただし、血液検査の結果が必要。3月の再診でOリング検査の結果いかんでは、血液検査をせずにいきたい。

 

そもそも卵はお昼やおやつに出さない考えの園なのでありがたい。

最初に見学に行った時に園長先生が「卵は園では使わないの。おうちでいっぱい食べてるし、アレルギーの子もあるしね。」って言ってて。ホントそうだなぁ、それでいいよなぁと思った。

鈴木先生にも言ったら「そうよ、それでいいわよね。めずらしいね、どこの園?」と聞かれた。

 

あと、生活クラブやコープ自然派の食材を使っている園なので、自然卵は1コ40円とかするし、食費を圧迫するし使うのは賢明じゃないよね。とも内心思った。

だいたい、ちまたに流通する卵の安さったらないよ。「卵ができるまで」をみんな知ってから買った方がいい。うちじゃ、2人で1週間に6コの自然卵で充分。

 

前回は、夜遅くに帰ってから(17時半の予約だったけど、帰ってきたのは21時過ぎてた!!鈴木診療所の皆さん働きすぎにしてごめんなさい!!)

布団の中で、お米について検索しまくり、ササシグレをポチった。

10キロ1万円なんて高すぎる!と思ったけど、背に腹を換えられないと。

それに、翌日には、sumaoへ炊飯用の土鍋を買いに走った。(私のクロム摂取量を減らすためにも、ステンレスで長時間調理するものを避けたいと思った。)

夫は、残っている胚芽米を圧力鍋で従来通り、私と息子はササシグレを土鍋で、

と、離乳食もあるから、めっちゃがんばって作ったのに、食卓見るとこれっぽちかよー!って気持ちになった。

 

結局、この騒動で、電子レンジ機能付きガスオーブンを中古で購入し、

人生20年以上ぶりに電子レンジのある生活がカムバックした。

電子レンジは、3人が同じお米を食べるようになってからはほとんど使わない生活に戻ったけれど、ガスオーブンは、卵を控えるお菓子作りのためにも、フル回転。た、たのしい。

 

それに、1Fのガスコンロも3口+万能グリルの中古のんに買い替えた。

大阪ガスの見積をお願いしたときには約38万円だった一連の買い物が、

うまいことやりくりしたら12万円でおさまったので、良しとする。

超古いコンロだったので、いつ火事を起こすとも限らない。

そう思えば、センサーやタイマー機能付きの最新機種に頼るのは賢明だ。

それにグリルでトーストもできるので、トースターを手放せた。

 

アレルギーの話が、買い物の話になっているが、、

ともかく、息子は除去食によって、みるみる良くなった。

6週間ほどつけた食物アレルギー日記は、いつか良い思い出になるだろう。

(子どものアレルギーで子育て奮闘した友人に日記を見せたら、これは宝だよ、って言ってた)

そして、やっぱり記録に勝るものはないな、とも思った。

私と彼がいつ何を食べて、彼の身体のどこにいつどんな反応が出ているかの記録は、アレルゲンが分かってから見ると、全てを物語っていた。

 

彼のアレルギーではなく、私のアレルギーで、でも、鈍感な私は特に反応が強くでるわけでもないもの。例えばタバコ。私は、タバコの中にいるのはイヤだなぁ〜タバコって嫌い〜って気持ち程度しかないんだけど。

タバコに煙もくもくの中に30分いた日の晩、彼の皮膚はものすごく悪化した。

でも、すっかり排出できたのか、3日もしたら、きれいになった。

こういうことは授乳中の赤ん坊にはよくあると、先生は言っていた。

私のアレルギーの反応が彼に出る。なんと言っていたかな。間接的な反応みたいな言い方だった。

鈴木診療所での診察時間にもらう情報量は多すぎて、私1人で行くとほとんど中身がないな。。結果しか憶えられてないわ。。重症やな。

 

前回の日記を読んだ友人が、近くの伏見区にある山田ファームの無化学農薬・無化学肥料のミノニシキを買ってきてくれた。10キロ+送料で6000円程度。これなら続けられそう。地産地消で無農薬。ありがたい。何かのついでに買いに行けたら、送料なしだから4000円代で買える。

 

そういや、前回の日記で書きそびれたけれど、私のアレルギー症状は鼻炎。

昔は、犬並みの嗅覚を持ち合わせていたのに、壬生に引っ越してからというもの、それを失い、常に鼻が詰まっている感じの不快感、(嗅覚の)能力の衰えが悩みだった。

かと言って、鈴木診療所に行く程の緊急性もないと思って5年くらい放っていた。

 

処方された漢方が割りと効いて、飲むのを忘れなければ、それなりに不快感は軽減されていた。まぁ、でも、この家に住んでいる限り、隣の肉屋の大量のハイエースが出す大量の排気ガスと、古民家特有のハウスダスト類からは逃れられないので、低空飛行だろうと覚悟している。