たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

恋愛記憶ダイビング講座の中身の外側

恋愛記憶ダイビング講座のさわりを記しておこう


まず参加費の300円を缶に入れる。この300円でコーヒーとケーキがついてきた。びっくりした!普通ワークショップというのは、ある程度お金をとる
私が関わるワークショップは、たいてい一定の金額を必要とする。だからこそ、それに本気で参加する人が集まって 内容が濃くなると考えている。リードする人はそれだけトレーニングを受けているから、当然といえば当然の金額

まぁ今回は例外だった

そして、お金を入れるときに これからの恋愛における希望や願いを込めて入れてと言われた
すでに彼がいるとか、好きな人がいる人は簡単に入れられるだろう。彼とうまくいきますように みたいな・・・

でも はるかは今のところ皆目そういうのがないので とりあえず本気でどういう人がいいかを祈ってから入れた
単に300円を入れるという行為も、こうして儀式化されると、改まる


そうして 机の上に置かれたきれいな刺繍の帯に なんでもいいから刺繍をしてと言われた
今日という日の記憶を残すためだと
緑の糸でオレンジの部分に刺繍をした


場所は京都でもかなりディープなショットバーのひとつであろう「図書館」


妖しい部屋の中で お金をいれて 帯に刺繍をして コーヒーと柿のソースがかかっているチョコレートケーキをいただいて
それからかかったのは 源氏物語で 光源氏が実の父の奥方をスキになってしまう部分

お題は、過去に自分が好きになった人にすでに相手がいたとか、自分に相手がいるのに他の人を好きになったことがあるか

これは、誰でもあるね

話が尽きないわけだけど、これがまた、みんな狭苦しく恋愛したり、恋愛なんぞしたことがないのかもしれない、と言ったり、
悲観的だったり、楽観的だったり、もう!いろいろ

ある人の話は、ずっと首を横に振って聞いていた
そんな風に自分を扱わないで。って

私はいま幸運にも自分のことが好きだから特別な誰かに、「はるかのことがスキだよ」と言われなくてもやっていけているけれど、ほとんどの人は、自分のことを好きでいるという感覚さえもまったく思いつかないほどに、日々を生きているらしかった

自分をスキでいなければ、誰もアンタを好きにならないよ


初めて会った人たちの恋愛感や傷や忍耐力や不思議や出来事や傾向や・・・に触れて、自分の記憶に潜って帰ってきた
あまり深く潜れてないから、また機会があればぜひに