たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

恋愛記憶ダイビングの発表

2年前の11月の日記を読み返した
恋愛記憶ダイビング講座に参加した時のこと

主催者に誘われて、昼間の飲み屋は妖しいなぁと思いながら、入ったショットバー「図書館」で、初めて会った女性たちと、恋愛の話をした。
いや、話し合ったのではなく、思い思いに勝手に話をした。
衝撃的だった。

あれから2年。そうか、彼女は卒業制作のためにあれを撮影していたのだった。。。

DMが来たので、おなじみ永運院に行ってきた。

設定されている時間がどれも夜だから、きっと暗くないとできないことなんだろうと、予想はしたけれど。

うぅむ。観に行ったのか、見に行ったのか、聞きに行ったのか、聴きに行ったのか、感じに行ったのか、匂いに行ったのか。体験しに行ったのか。。。
何しに行ったって言えばいいんだ?

明後日土曜日までやってます。
5時から8時。黒谷の永運院の本堂奥の部屋です。
一見?一感?の価値ある作品?です。

これが彫刻科の卒業制作だというから笑っちゃうよ。
あたしゃ理解できん。


私の彼は他の女の人の恋愛の記憶には(興味深いお年寄りのものにも)一切触れず「はるかの言ってることが変わらないね。」と指摘した。確かに。
それに対して、弁解の様なセリフを吐いたら「それも聞いたことがある」と。

変化がないらしい。
そうやも知れぬ。

たぶん、すごく狭い視野でしか見れないんだ。
こっち側からの見解って、めちゃ偏ってるんだろな。
時間が経つにつれて、わかることが増えるもんかと思ったが、案外、一生わかんないままなんかもしれん。

ならば、付き合ってた人からのラブレターというのは、勢い余って捨てるもんじゃないな。
だって、自分をかなり身近で観察していた人間の色眼鏡付き、踏み込み型の手紙なわけだから。

あるいは、やっぱりみっちり向き合う覚悟を持ってくれる元カレを募集しようかしら。

あぁたぶん、そういう問題じゃなしに、こちら側の記憶をたどるという作業を恐れずにすることができたら、それでいいのかもしれない。偏ってても深めることはできる。

SIGIの卒業制作の過程で、私は自分の恋愛の記憶に浅くだけどダイブして、それで今回発表の場で、人の恋愛の記憶を泳ぎさまよい、さらに、私があの小さな昼間のショットバーで、目を見開いて驚いた数々の恋愛の話の日の記憶にダイブした。

あとにも先にもこれっきりだと思った(もう顔も思い出せない)女性たちの恋愛の記憶は、1フレーズの声だけでよみがえった。


danke!