たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

今朝のはるかは長崎で、今のはるかは京都で。

今朝まで長崎にいた。
長崎には、我が家がたくさんある。
そのうちのひとつ、大村の我が家に今回は2泊した。
山の上の「風の家」
海にうかぶ夕陽を見ながら料理ができる家。
厚い雲にいつの間にか覆われている家。
車で上る間に霧に包まれると、違う世界連れて行かれそう。
目の前の畑に立って、今晩のおかずを考えることができる家。
土壁と木でできたあたたかい家。
作った人のこともよく知っている。
薪ストーブにあたりながら、大好きな人と電話で話した。
だいぶ酔っ払って、風の家のふたりは、もう休んでた。
いつかこの家に1ヶ月くらい住みたいな。
猫や犬がたくさんいるから、それに畑のこともあるし、旅さえできない、というこの夫婦に旅のチャンスを。はるかたちには、豊かな時間を。
こんなにお互いの利が一致するなんて、実行せずにはいられない。


今回の長崎行きは、佐賀で仕事があったから、というか、実情は、長崎の隣が佐賀県だから、立候補したわけで、これがもし、大分の仕事だったら行ってないな。
佐賀駅からちょい離れた佐賀大和が会場だったんだけど、佐賀大和は友達の実家があるところで、学生のころ、佐賀大和のICでヒッチハイクしたのを思い出した。
会場に向かう車が佐賀大和のICを横目に見たので、かなりかなり、帰り(佐賀から長崎へ)は、ヒッチで行きたいと思った。
ちゃんとルートで佐賀駅に向かう間に、ヒッチなら長崎に向かってだいぶ進む。
列車を待つ間に、もっと進む。
九州で一番早い移動手段は、ヒッチハイクだと確信しているだけに、かなり迷った。
でも、まぁ仕事で来ているんだから、さすがに何かあったとき大変だ!と、自分に深く深く言いきかせて電車に乗ったんだった。あれから、長崎に着いて、いろんな人に会って、風の家で、寝ずに話して、ごはん作って・・・
長崎空港を出ても、まだはるかは長崎に居た。

どうしてこんなにこの土地を、この土地の人たちを、愛してしまったんだろう。

予定では10時半の会議に何食わぬ顔で座っているはずだったのに、ちょいバスに遅れて10分遅刻した。
席に着いて一生懸命京都モードに、仕事モードにした。
今日は比較的忙しかったから、なんとかごまかせた。

夕方には、気候ネットワークのボランティアの集いで、ゲストをしてたっけ。たった3日の間に、佐賀、長崎、京都でいろんな経験したんかな。めちゃくちゃ長く感じる。