たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

改めて。自宅出産でよかったこと ー 私の場合

1、「私の助産師さん」My midwife ができたこと。妊娠中、出産時はもちろん、産後ケア、育児相談に至るまで、ずっと1人の人に伴走していただけるのはあらゆる面で安心、効率的、網羅的。

 

2、妊婦検診、出産時、産後ケアにおいて待ち時間ゼロ、移動時間、移動距離ゼロで負担が少ない。超楽。

 

3、家での検診、産後ケアなので、夫の同席率が高く、説明を一緒に聞いたり、疑問を解決したりできる。お産、育児周辺に関する情報の非対称性が限りなく小さい(私だけに情報が偏らない)。

 

4、家での検診であることに加えて、「私の助産師」=もろもろさらけ出せる関係なので、検診の格好はいたって楽なものに。伸びきったパンツ、ノーブラ、ノーメイク、産後は毎回パジャマのままでOK

 

5、産後は、家で授乳や沐浴などを教えてもらうので、うちにあるものを使って実演してもらったり、こちらがやっているのを見て指導してもらえる。例えば、風呂の場合。「ここで、これとこれ使ってやっちゃいましょう!」的なノリ。沐浴布は買わなくても着ていた短肌着を使ったらOK!とか。産後1日目は身体を拭く方法を教えてもらう。2日目は助産師さんが沐浴させるのを見せてもらう。3日目は、夫が沐浴させるのを見て指導してもらう。4日目は私が沐浴させるのを見て指導してもらう。など

 

6、家で産む=分娩台のないところで産む →キンチョー感がない→オキシトシン出やすい。→痛みを和らげてくれる

分娩台ない中どうやって産むかというと、好きな体勢になる。助産師さんは、私のお尻を追いかけてwwどんな姿勢でも受け入れてくれる。

 

7、お産の場面で自分の呼ばれたい名前で呼んでもらえる=リラックスにつながる。

私の場合、夫の名字で呼ばれてもピンと来ない。それがいのちかかってるような場面で行われるかと思うとリラックスからはほど遠いと感じてしまう。

 

8、夫に役割がたくさんある=お産を一緒にした感が半端ない=2人が同時に親になった感半端ない。

 

9、胎児を1人の人間として扱ってもらえていた。毎回助産師さんが来ると、お腹に向かって「なぎちゃん、おはよう!」と言って、いろいろフツーに話しかけてくる。それを見ていると自然と自分たちもそのように振る舞うようになり、一心同体のようだったけど、1人の別の人間として認知できた。

 

10、9に関連して、産後もその助産師さん流の「赤ちゃんのお世話の仕方」を6日間連続で見ることになるので、なんとなくそれを模倣できる。核家族の時代、貴重なサンプルを見せてもらえることになる。

 

11、お産が日常の延長線上にある。さっきまでなかったものが目の前に現れ、そこからメンバーが1人増えた日常になっている。この自然な感じ。当たり前な感じ。がとても貴重。

 

12、赤ちゃんと自分の力を信じて、自由にお産ができたこと。お産をおもしろいと思って楽しめたこと。お産をゆたかでぜいたくな経験として捉え、思い出がいっぱいなこと。もう1回臨月から100日目までやりたいって、すぐに思えたこと。

13、不自然な体位、冷たい器具や明るすぎる照明、浣腸や会陰切開、点滴など、自分が「特に異常がないなら避けたいな、、」と思っているものを避けることができた。