たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

布おむつとおむつなし育児(10ヶ月から12ヶ月までの記録)

9か月半の時に初めて自宅を会場におむつなしサロンを開催し、いろんな刺激を受けた。

自分の靴下から股割れパンツを作ったり、

バザーで買ったズボンを(ほつれないように)縫い目に沿って切って股割れパンツを作ったり、いろいろやってみた。

10か月の時に、おむつなし育児の先輩ママが遊びに来てくれて、ズボンをカットする股割れパンツを実際に見せてくれた。おー!!そんなにカットするのね!と、納得。見た目は不格好なのだが、ここまでカットしないと結局うんちやおしっこが付いて汚れちゃう。

みんな試行錯誤しているんだなぁ。

 

10か月半の時に再び、自宅を会場におむつなしサロンを開催した。

その時に、講師のかすみさんが、「最近はお昼寝の時は、むすめのおむつを外してしまっています。こころなしかぐっすり寝てくれる感が」という話をしていて、

「え〜?おむつ外して下半身すっぽんぽんでお昼寝して大丈夫なの?」と思いながらも、さっそくその日の昼寝から外してみることに。

うちの場合は、ぐっすり寝るって感じにはならないものの、昼寝で起きるときは大抵おしっこ。だから、目が覚めたらおっぱいしながらおまるをあてがうと、おっぱい飲み終わる頃にはおしっこをして、もう一眠り〜。という感じで、昼寝時間はほぼほぼおむつを濡らさずに済むようになった。

 

寝る前まで暖房を入れるようになってからは、夜もほとんどキャッチできるようになった。だんだん排尿感覚が開くようになって、夜中起きる=100%おしっこおっぱいじゃなくなって、夜中起きてもおっぱいちょっと飲んだらおしっこせずに寝る。というのが2回に1回くらい出てきた。そうすると、身体を起こさず眠れるのでラッキーという感じで寝るんだけど、時々タイミングがずれて、夜間に3回パジャマを着替えた時もあった。

あと、はるかもたすくも悪くないのに(ちゃんとおしっこってお互い分かっておまるをあてがっているのに!)おちんちんがなぜか私を狙って、私の股間があったかいもので濡れるという経験も何度かして、夫に「おちんちんが悪い」「神さまはおちんちんをなぜにこんな風に作ったのか?」「欠陥品だ!」などと訴えた。ら、「頼むからおちんちんのせいにしないでやってくれ、制御が必要なんだ」と代弁され、時間と失敗を重ねて扱いについてやっと学習した。

11か月頃には、寝ている時はおむつは無しで過ごすように。後から知ったことだけど、夜間のおむつなし育児は、向いている親子と向いていない親子があるらしい。たぶんうちは向いている体質なんだと思う。苦じゃない。

 

同時に10か月の終わりからふんどし育児を始めた。

「ふんどし育児」の本を読んで、いかにおしっこやうんちが出ると分かっていても、遊びに集中している人を中断させて、おまるやトイレに連れて行くのに抵抗がある。という内容の筆者の意見に共感したのと、おまるイヤイヤ期の人(=自分でやるの好き好き期の息子)と格闘したくないというのもあり。

とにかく多少漏れたとしても、遊びを中断させることなく排泄させたり、おむつ交換したいという欲求が高まっていた。

11か月の時に、メルカリ上で販売されているおむつバンドとウールラップを購入し、本格的にふんどし育児を始めたら、これがすごく楽になった。

そして、ウールの有能さを改めて知った。

息子は食事中にだいたい便意を感じ、途中で椅子から降り、テーブル周りをつたい歩きしながら、よいポジションを見つけてつかまり立ちスタイルでおしっこうんちをする。

そっとおむつを外してあげて解放空間で出せるようにしてあげたり(輪おむつにするので汚れるけれど、お尻は汚れない)そのまましても重みで輪おむつが垂れ下がるので、よほど座ったりしない限り、やっぱりお尻はほとんど汚れない。

ウールの布と輪おむつをおむつバンドで挟むだけの超簡易構造だが、ウールの布の水をはじく力でほとんど濡れず(濡れても干せばすぐ乾く)ウールの自浄作用でほとんど洗う必要がない。ズボラな私に最高のアイテム。

最初届いた時は、頼りなさを感じたけれど、前言撤回。サイズといい厚みといい質といい、試行錯誤の末行き着いた領域だわ、これ!!

 

外出時は、一応おむつをしているんだけど、外出時のおむつを汚さない率は相変わらず95%越え。20回に1回程度。ほとんどトイレでできる。

むしろ、頻尿の私よりも排尿間隔があいてきた息子の方がおしっこする回数が少ないやんけ。ヤバい。まだ0歳児なのにもう抜かれた。私の将来の方が絶望的だ。おむつ必須人間になりそうな予感・・。

 

外ではやり手水スタイルでうまくできるのに、逆に家では寝起きや外出から帰ってきた時など、絶対出るタイミングでトイレの補助便座に座らせてもからきしダメ。トイレに貼ってあるメキシコの死者の日(日本のお盆みたいなん)の飾りたちを見てひとしきりおしゃべりしたら、排泄なしで降りてしまう。

 

この頃の我が家の排泄は、

夜間、昼寝はほぼ100%おむつなし(ホウロウおまるを授乳しながらあてがう)

外出時はおむつしているけれどほぼ100%トイレ

家ではふんどしスタイル or おむつなし

ごく稀に1日1回以下 おまるでしたり

うんちは立ったり座ったり(!?)自分の好みのスタイルで

昼間のおむつなしやふんどしは漏れることもあるけれど、家の床掃除だと思って喜んで拭いております(笑

 

おむつなし育児という言葉に最初すごく面食らって、京都サロンが「0歳からのおまる」という表現を検討し出した時、すっごくよい!!と全推ししたのは私でしたが、

今になって、おむつなし育児って言葉、そのものなのかも、、と。おまるですることが重要なのではなくて解放空間でさせてあげることが最重要事項なのであれば、おまるやトイレですることにこだわりすぎないことも大事。などと考えるように。

おむつなし育児って表現、練りに練られたものだったのかぁ。。と。

海外や昔の日本では当たり前にされいることされていたこと、それを現代人が改めて名付けるって一筋縄ではいかないんだと改めて感じた1歳前でした。